生産担当者の声

生産担当:中村 善美

農業で生きていく大人に憧れ、東京都立農産高校へ。

卒業後、東京の親元を離れて津へ引っ越し、現在は住み込みで働いている。

Q1. 現在のお仕事内容を教えてください。

この仕事は24時間365日体制で、朝・昼・夜の3パターンのシフト制です。搾乳は3時半、8時、14時の3回で、その合間に餌をまいたり掃除をしたりと、牛舎の中で牛の世話をしています。搾乳以外にも、体調の悪い牛の治療や投薬、種付けや分娩補助も私たちの仕事です。今は、だいたい1日1~2頭のペースで分娩があります。

動物相手の仕事なので、もちろん思い通りにいかないことも多いですが、可愛い牛たちとともに過ごしながら、仔牛が産まれる瞬間に立ち会えたりと、感動する場面も多々あります。慌ただしい毎日ですが、とても充実しています。

Q2. やりがいを感じるのはどんな時ですか?

搾乳はもちろん、種付けや分娩補助、病気の治療や投薬、仔牛の世話まで、全般的に関わっていけることです。以前勤めていた牧場では、分担がなされていて、種付けや分娩補助は一部の人しかできませんでした。でも、あのつ牧場は、自ら「やりたい!」と意思表示をすれば、いろいろなことを任せてもらえます。

もちろん、全て覚えて習得していくのは容易いことではありませんが、その分、達成感ややりがいを感じる場面は多いです。頼りになる先輩もいますし、一緒に教えていただきながら少しずつですが覚えていくことで、自分自身も成長していると感じています。

Q3. そもそも、酪農に興味を持ったきっかけは?

祖母の家が農家で、自家栽培野菜を作っていました。そんな姿を見て「私もおばあちゃんみたいに、なにかひとつの産業に携わりたい」とぼんやりと考えるようになり、中学卒業後は東京で農業高校に進みました。卒業後、年間を通して働ける「酪農」を知り、親から独立したいという思いも重なり、東京を出てあのつ牧場で住み込みながら働いています。

今では牛たちのことが大好きですし、力仕事で大変な毎日ですが、とても楽しいです。まだ4年目で、先輩に頼りっぱなしな面も多いですが、いつかは「中村さんがいないとダメだね!」と言って頼ってもらえるような存在になりたいです。

Q4. どんな人が、酪農の仕事に向いていると思いますか?

牛が好きな人、牛の全てに関わっていたい人にとっては、天職だと思います。250頭以上の牛を見ながら、世話をして搾乳をこなしている中でも、たった一頭の牛の表情や餌の食べ方を見て「調子が悪いのかな?」とすぐに気付くことも増えてきました。昔はなかなかうまくできなかった難産の介助も、病気にかかった牛の治療も、任せていただけたおかげで、できるようになってきました。

マニュアルのない仕事ですが、牛たちはいつも素直で可愛くて、こちらが愛情を持って接すればそれに応えてくれます。これからは後輩を育てていくことが私の目標ですが、日々の一瞬一瞬を大切にがんばりたいです。

安心で安全な牛乳を消費者に届けたい。

「安心で安全な牛乳を消費者に届けたい」をモットーに日々業務に勤しむ、あのつ牧場従業員の声をまとめました。